【生物24-30】植物 ~呼吸・光合成実験 編
キミがパンを焼くことに挑戦していたとしましょう。
何回焼いても、上手く焼けずに焦げてしまう。。。
「今回で何度目の正直なんだろう」と思いながら、もう一度挑戦。
しかし、やはり焦げてしまいます。
けれども、今回は様子がいつもと違って、少し奇妙な焦げ方をしていました。
これを見たキミは
「この焦げは大発見かもしれない!!」と思いますか?
それとも
「また焦げてしまった……。。」と思いますか?
チャンスを逃す残念な子は「また焦げちゃったよ〜」と嘆き、食べれる場所はないか一通り見たあと、焦げた部分を捨てます。
一方でチャンスを活かす子は、その微妙な焦げ方の違いを追及します。
今回は度重なる失敗をチャンスに変えた人の逸話です。
今からさかのぼること50〜60年前。舞台はアメリカ。
あるおじさんが世界一強力な接着剤を開発していました。
実験を繰り返し試作を重ねるうちに、ひとつの試作品を作りあげました。
ところがテスト結果は期待していたものとは全く違っていたのです。
「はぁ、今回も失敗か…」。
通常こうした失敗作は棄てられてしまうものですが、なぜかおじさんはそうせず追求しました。
これが後々に誕生した「よく付くけれど、簡単にはがれてしまう奇妙な接着剤」。
勘のいいキミなら、もうわかりましたね?
そう、目の前の机にも、テキストにもペタペタとはっているアレです。
こうして50年以上経って振り返ると、綺麗にストーリーが流れているように見えます。
もしキミがこの場にリアルタイムで居合わせたとしたら、
ゴールが見えない泥沼の中、失敗を追求するはできますか?
「あの時、ヘンテコな焦げに気付いていれば…」と後悔することが無いよう自分の×失敗にきちんと向き合ってくださいね。
【オンライン授業受講者限定】
・典型的な呼吸実験(浅野・SAPIX 6年N01・浦和明の星女子)
・典型的な光合成実験(四谷大塚 演習問題集 6年下 有名校対策・森村学園)
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