ここまでやり切ったキミ、パパ・ママへ
過去問には
①慣れる
②活かす
③寄せる
という3つのステージがあります。
今は当然①です。
しかし、いざ②へステージアップ!!となったとき
はじめて着手するのは行き当たりばったり過ぎて好機を逸します。
だからちょっとだけ未来をお見せします。
【過去問のよくある失敗事例】
本番2週間前に久々に2周目を解いた…
1周目と同じところを間違えた…
点数も思ったよりも上がっていない…
土日あれだけ時間を割いて頑張ったのに…
直前期のモチベーションダウンは致命傷ですね。
上記を回避するために今のうちから少しずつ進めていただきたいこと。
それは、3~5年分を解き終えたら
「過去問を年度の縦割りではなく、分野・単元の横割りにする」です。
傾向が大きく変わっていない場合、一般的に8年すればその学校の傾向が
掴めます。
例えば、
平面図形の「斜線部分の面積を求めなさい」という問題。
・公式を使って求める
・全体から斜線部分以外を引いて求める
・補助線を引いて求める
・相似を見つけて相似比と面積比を使って求める
・等高を見つけて底辺比と面積比を使って求める
・鱗辺比を使って求める
など沢山あるカードのうち何を真っ先に切るかは、学校によってクセが出ます。
作問者・突き合わせ会議のメンバーは毎年ほぼ同じですから、思考が偏っているんです。
平面・立体図形、場合の数、規則性、速さ…と単元別にノートをつくり
左のページに過去問を貼り、右のページに2周目・3周目を解く。
クセをつかむには持ってこいの手法で、理科についても効果は絶大です。
※直前に着手していない年度を通してすることも大切なので
1,2年分はとっておく
※丁寧に点検して欲しいので1~2校だけに限定する
競り勝つ家庭の過去問戦略とは
過去問を「慣れる」、「活かす」、「寄せる」の3つのステージに分けるということ。
2つ目と3つ目は横割りノートを活用してみてはいかがでしょうか。
中学受験なんて親子の戦略次第で何とでもなります。
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