【地学24-36】地学計算 〜標高が絡む2つの計算 編

理解度チェック

先週末は渋幕、今週に入って昭和秀英・市川の出願が始まり、埼玉・千葉ほぼ全校が出そろいました。

東京・神奈川受験者にとっては前哨戦となります。

実は、「全勝」よりも「勝ち負け両方ついた」星どりの方が、2月1日を良い形で迎えることができると言われています。

僕自身、たくさんの家庭の受験を応援してきましたが、本当にその通りだと思います。

当落線上で不合格なら落ち込んでペースを崩すのでは…と出願を躊躇している方がいれば参考になさってください。

さて、今回は先週の授業後にパパ・ママにお送りしたメッセージです。

春先からお伝えしてきた受験の実態。。。

キミにとって耳をふさぎたくなる都合が悪いことも多々あったと思います。

でもね、勘の鈍い人でもそろそろ気付いていますよね?

言われたことまんまその通りだったと。

だから、今回もキミに感じてもらい、実践に移して欲しいので敢えてメッセージをそのまま載せます。

これを見て、どう感じますか?そして合格に向けどう行動に移しますか?

キミ主役の受験ですから、キミ自身で感じキミの思った通り行動しなさい。

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入試当日朝、家を出て帰ってくるまでに最低3回は想定外が起こります。

なので、常に同じレベルで机に向かうのは工夫していない証拠。

いわゆるその受験対策は「中学受験ごっこ」です。

家から出た瞬間に鳥がフンを落としてくるかもしれません。

よけた矢先、犬のフンを踏んでしまうかもしれません。

ま、余計に運がついていいのですが・・・。

それはともかく、

今、お父様・お母様にお願いしたいのは、

不測の事態が起こらないようにサポートすることではなく、

不測の事態を意図的に起こし、現状復帰をさせる練習です。

だって、入試当日はイレギュラーから免れることは絶対にできませんもん。

そして、この緊急事態に対し、お子さんは一人で向き合い、

一人で判断・決断していかなければなりません。

直前まで親が子どもの横で勉強を教えているスタイルをとっている家庭の

合格率が著しく低いのは、手を出しすぎてこの判断・決断力に乏しいから。

競り負けるべくして競り負ける…僕はそう結論付けています。

いくら幼くても、勉強が苦手でも横について教えるのは

子どもを手助けしているようで合格確率を下げている害悪でしかありません。

来週の座談会最終回テーマは

不測の事態を回避するための我が家なりの工夫を共有し合いませんか?

ディスカッションルームに分けず、全体でやっていきたいです。

親御さんの発言も大いに結構です。

ぜひこの一週間実証実験を重ねて、我が家の工夫を教えてください。

【オンライン授業受講者限定】

・地層の傾きを求める典型問題(高輪・立教女学院)

・フェーン現象の典型問題(東京純心女子・東京都市大学付属)

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