「塾・特訓の宿題」と「宝勉」の黄金比は１：１がベスト。
前者は100点満点を目指さず、後者は100点満点をトコトン追求する…
これが合格確率を上げる正しい受験勉強です。
先週のオンライン授業の冒頭で
「時間が無くて宝勉ができないのは、宿題の取捨選択ができていないから」と
お伝えしたかと思います。
今週頑張ったけど上手くいかなかった子にちょっとだけアドバイス。
取捨選択とは文字だけ見ると「やる＝100％」か「やらない＝0％」か。
でも、これ違うんです。
僕の考える取捨選択とは
「過去問の傾向から傾斜点をつける」イメージです。
①まったくやらない＝0点
②必要だけど今ではない
・直前期の確認で十分＝20点
・冬期講習までに(祝日や学校を休んだ日に)確認すればよい＝40点
・今月中に確認すればよい＝60点
③今すぐ確認する＝80点
というように力のかけ具合を決めるんです。
取捨選択が下手な子ほど②の分類を疎かにして③に着手しようとしています。
①②③の分類は、パパ・ママの手を借りずともキミが一人でやるようにしてください。
この自分で取捨選択をすることは中高で伸びていく中でとても大切なスキルだからです。
また、ここであえて100点を作らなかった理由は、
塾・特訓の宿題で100点をむやみに目指しても成果は上がらないからです。
さらに100点を目指すと「努力していれば報われる」と錯覚して漫然と頑張り、
時間を浪費するのを防ぐためです。
【オンライン授業受講者限定】
・板を積み上げる問題の典型問題(品川女子学院・SAPIX 6年 夏期05)
物理