【生物24-34】動物 ~鳥類の呼吸のしくみ 編

理解度チェック

直前期…これまでも頻繁に使ってきたワードです。

明確な定義はないようですが、仮に入試50日前〜としましょう。

この時期を塾業界では「追い込み期」とも言っています。

キミも聞いたことありますか?

僕はこの「追い込み」という言葉を好んで使いません。

その理由は、

直前期の受験生は思いっきり停滞する子と劇的に伸びる子に二分されるのですが、

思いっきり停滞する子…追い込み期に追い込まれる

劇的に伸びる子…追い込み期に愉しむ

以上から、「追い込む」「追い込まれる」はよくないと考えます。

「追い込んだ方が力がつきそうじゃん!!」

って考える子もいるかと思いますが、それは大きな間違いです。

9月以降、大きく成績を落としている子を事例に挙げましょう。

こういった子の共通点は

塾の先生、またはパパ・ママに追い込まれ「辛いけどあと少しの辛抱…頑張らなきゃ」と机に向かっている子です。

つまり、強い意志の通っていない操り人形です。

今日で30組目の三者面談が終わりますが、停滞している家庭は今年もほぼ例外なくあてはまっていました。

ま、夏休みまでは、大人の尻叩きで何の課題感もなく机に向かっても、それなりにテストの点数は採れたはずです。でも、その本質をすっ飛ばした表面的な理解・パターン暗記では9月以降一切歯が立っていません。

この「追い込まれると伸びない」という事実は直前期にも当てはまります。

一方で、学びを愉しんでいる子はグングン力をつけています。

この直前期の中で勉強自体の面白さにドンドンはまって、自ら積極的に「知りたい」「考えたい」という気持ちで「勉強」を勉強と感じずに取り組んでいる子は

「なぜそうなるのか」という本質的な理解ができてきます。

そうすることで自然と思考力が鍛えられそれが点数に現れ、それが蓄積し、心技体整った状態で本番に向かえるのです。

塾の先生は、この事実を認識しているはずなのになぜ「追い込み」という言葉を多投するんでしょうね。。

何か目的があるのか、それとも前年度やってきたことそのまま踏襲しているだけのただのバカなのか…僕にはさっぱりわかりません。。

【オンライン授業受講者限定】

・気のうのしくみ

・気のうの典型問題【学習院中等科・武蔵】

生物

Leave a comment